13日午前7時5分ごろ、山陽新幹線新岩国-広島間で、博多発東京行きのぞみ2号(16両編成)の窓ガラスにひびが入っているのを車掌が発見した。乗客にけがはなかった。
JR西日本東京指令所によると、1、2、4号車の窓ガラス計3枚に石のようなものがぶつかった跡があり、5~15センチ大のクモの巣状のひびが入っていた。広島駅で応急処置を行って運行、27分遅れ、約1千人に影響した。
13日午前7時5分ごろ、山陽新幹線新岩国-広島間で、博多発東京行きのぞみ2号(16両編成)の窓ガラスにひびが入っているのを車掌が発見した。乗客にけがはなかった。
JR西日本東京指令所によると、1、2、4号車の窓ガラス計3枚に石のようなものがぶつかった跡があり、5~15センチ大のクモの巣状のひびが入っていた。広島駅で応急処置を行って運行、27分遅れ、約1千人に影響した。
桐生市新里町鶴ケ谷で9日未明に起きた住宅火災で、子どもを含む3人の命が奪われた。12月27日早朝には伊勢崎市東町の火災でも3人が亡くなるなど、県内で火災による惨事が相次いでいる。
出火したのは9日午前2時20分ごろ。自動車修理販売業瀬谷光司さん(59)方の木造平屋建て住宅約150平方メートルが全焼した。光司さんの妻美和子さん(60)は搬送先の病院で死亡が確認され、焼け跡からは男性と子どもの遺体も見つかった。大間々署は、遺体は光司さんと、遊びに来ていた孫娘の高田朱莉(あか・り)ちゃん(6)とみて身元確認を急いでいる。
同署の調べでは、家の中央部にある台所付近の燃え方が激しいという。現場は、わたらせ渓谷鉄道大間々駅から西へ約2・5キロの農村地帯。
瀬谷光司さんの甥(おい)で、近くに住む瀬谷直樹さん(29)は、ガラスの破裂音などで火災に気づいた。すぐに家を飛び出し、他の親族と一緒に燃え上がる光司さん方の玄関をたたいて名前を呼んだが、返事はなかった。裏手に回り、物干し竿(ざお)で窓を割って回ったが、火の勢いが強く、離れて見ているしかなかった。
近所の住人は、数メートルの火柱が上がり、光司さん方が炎に包まれるのを見た。近くに住む朱莉ちゃんの母親が燃えさかる住宅の前で「朱莉を助けて」と泣き叫んでいた。
突然の悲劇に、朱莉ちゃんの父親は「今は何も言えない」とショックを隠しきれない様子だった。
隣に住む青木五五(いつ・い)さん(52)は「瀬谷さんは息子が自動車工場を継いでくれると言って喜んでいた。工場を1年前ぐらいに建て替えたばかりだったのに」と話した。
朱莉ちゃんは、母親の実家で近所の光司さん宅にひんぱんに遊びに来ていた。光司さん、美和子さん夫妻と仲良く3人で散歩をしたり、庭で遊んだりしていた。「4月には小学校に入るから、ランドセルを買ってあげなきゃ」。美和子さんは出火前日の8日、整備工場を訪れた客にそんな話をしていた。
朱莉ちゃんが通う城山幼稚園(桐生市新里町山上)では、担任教諭の福島幸枝さん(38)が「また火曜日に会えると思っていたのに。間違いであってほしい」と涙をぬぐった。
8日の始業式後、園児らが冬休みの思い出を絵にした。朱莉ちゃんは、クリスマスツリーの両脇に自分と幼い妹を描き、連休明けに続きを描こうと話していた。大きく残った余白。福島さんは「きっと両親や祖父母を描くつもりだったと思う」。
読谷村楚辺で昨年11月、同村の外間政和さん=当時(66)=が車にはねられ死亡した事件で、県警は8日、ひき逃げの道交法違反(救護義務違反、事故不申告)容疑で在沖米陸軍トリイ通信施設特殊部隊所属の2等軍曹、クライド・ガン容疑者(27)=自動車運転過失致死罪で起訴済=を逮捕した。県警は同日、ガン容疑者を事情聴取した。担当弁護士によると、ガン容疑者は「人をはねた認識はない」と容疑を否認し、「弁護士の立ち会いがなければ、事件については何も言わない」などと話しているという。
県警の調べでは、ガン容疑者は昨年11月7日午前5時50分ごろ、普通乗用車を運転し、米軍読谷補助飛行場跡地の外周道路(村道)をトリイ通信施設方面から同村波平向けに走行中、現場付近を歩行中だった外間さんに衝突して死亡させ、警察への通報や救護をせずに逃走した疑いがある。司法解剖の結果、外間さんの死因は頸椎(けいつい)骨折だった。
県警は、途中からガン容疑者が任意の事情聴取を拒否し全容解明の長期化が懸念される中、自宅マンションの家宅捜索などで証拠試料を収集、聞き込みなどで捜査を積み上げてきた。事件現場の状況や被害者の負傷部位、車両の破損状況、割れたフロントガラスに付着していた血痕が被害者と一致するなど客観的事実と合わせて容疑者と断定、自供が得られないままに逮捕に踏み切った。
県警幹部は「今後は任意性を確保しながらも、日本の法律に従い適正に調べる。事件の全容解明に向けて大きな一歩だ」としている。一方、ガン容疑者の担当弁護士は今後、供述拒否権を行使するとともに、可視化と米軍法務官の立ち会いを求めていく方針だ。
ガン容疑者は4日に自動車運転過失致死容疑で書類送検され、7日に同罪で起訴された。日米地位協定に基づき、起訴後の身柄は日本側に移されていた。
運用改善要請へ 沖縄相
【東京】読谷村で起きた米兵容疑者によるひき逃げ事件について、前原誠司沖縄担当相は8日の閣議後会見で、悪質な事案については米側が起訴前の身柄引き渡しに「好意的配慮」を払うとの日米地位協定の運用改善で日米が合意していることを指摘し、「ひき逃げで亡くなっているのは悪質。日米同盟関係の信頼を失わないためにも、(米側に)運用改善をしっかり求めていく」と述べた。
一方、岡田克也外相は同日の閣議後会見で「日本国内の刑事訴訟法では逮捕前に強制的に身柄は拘束できず、任意の事情聴取しかできない。警察の考えで最善の道として取られた措置だ」と述べるにとどめ、地位協定上の問題点には言及しなかった。
沖縄タイムス
築200年の元酒蔵に和風のステンドグラスを飾り、搾りたての日本酒を味わってもらうイベントが9~11日の3日間、半田市東本町の「国盛 酒の文化館」で開かれる。無料。
7日の「人日(じんじつ)の節句」にちなみ、酒造会社の中埜酒造(同市東本町)が清酒ファンの増加を狙って企画した。展示するのは日本の伝統を取り入れたステンドグラス作家平岡和広さん(48)=同市平地町=の作品60点。あいや朱など日本古来の色のガラスで作ったあんどんやちょうちん形のランプ、びょうぶなどを並べる。薄暗い館内にぼんやりとした明かりが浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出す。
同社で元日に搾られた後、神社で祈祷を受けた酒の試飲コーナーも。同社は「節句ごとに無病息災を願い、酒を飲むのは日本の伝統文化。和のステンドグラスの光を楽しみながら酒を飲み、風流な日本の文化を堪能して」と話している。(問)酒の文化館=電0569(23)1499
7日午前3時5分ごろ、千葉県船橋市豊富町、県立船橋豊富高校で校舎の窓ガラスなど約20枚が割られているのを巡回中の警備員が見つけ110番通報した。
同校では6日にも別棟の校舎で窓ガラスなど約50枚が割られる被害が出ており、船橋東署が器物損壊事件として関連を調べている。
同署によると、1階の調理室の窓ガラスが割られ、室内に石が落ちていた。ほかに教室6部屋の引き戸が倒され、戸に付いたガラスが割れていた。戸には靴跡が残っていた。同校は7日が始業式だが、授業に支障はないという。
6日未明、茨城県神栖市の宝石店で、550万円相当のネックレスおよそ18本が盗まれる事件がありました。この店では、2年前にも5000万円を超える強盗被害を受けていました。
午前1時半すぎ、神栖市日川の「ミヤザワ宝石」で入り口のシャッターが壊され、ショーケースのガラスが割られているのが見つかりました。
警察の調べによりますと、ショーケースの中にあったネックレスおよそ18本、550万円相当が無くなっているということです。
入り口付近にはタイヤの痕があったということで、警察は、犯人が車をぶつけてシャッターを壊し、店内に侵入したとみて捜査しています。
この宝石店ではおととし、男女6人が貴金属130点、5200万円相当を奪う強盗事件があり、すでに逮捕・起訴されています。(06日11:02)
大阪市が友好都市提携を結ぶドイツ・ハンブルク市から提携20周年を記念して贈られた「フンメル像」が、市役所1階東側玄関で展示されている。水色とれんが模様でデザインされ、両手にバケツを持った飲み水売りの像で、展示は来年3月末までの予定。
ハンブルク市で「フンメル」の愛称で親しまれた19世紀の飲み水売り、ヨハン・ヴィルヘルム・ベンツが像のモチーフで、同市のさまざまな公共スペースで目にできるシンボル的存在という。高さ約2メートルのファイバーガラス製で、像の襟の部分には両市の市章がデザインされている。
両市は1989年5月に友好都市提携を結んでおり、今年10月に提携20周年を記念して大阪市の代表団がハンブルク市を訪問した際に贈られた。土台を含めて重さ約240キロと大きかったため海路で運ばれ、24日から展示されている。
大阪市からは、同市平野区から出土した埴輪(はにわ)から復元した古代船「なみはや」のレプリカが贈られている。
◇クリスマスを控え各地でイベント 「せんとくん」「さがわん」
守山市水保町北川の佐川美術館で23日、クリスマスに合わせた「ゆるキャラパレード」があり、奈良の平城遷都1300年祭公式マスコット「せんとくん」など10体が館内を練り歩いた。この日は入場無料で、多くの家族連れでにぎわった。
パレードは今年で2回目。同美術館は昨年のパレードで公式キャラクター「さがわん3兄弟」を誕生させるなど、若年層向けの企画を打ち出しており、この日は人形作りや、特殊な塗料でガラスに絵を描く子ども向けのイベントも人気を集めた。仮面ライダーを描いた大津市真野の幼稚園児、高松修也くん(5)は「初めて来たけど、絵を描くのが楽しかった」と笑顔。同美術館は「民間の美術館として敷居を低くしたい。子どもたちが大人になって、再び来てくれれば」と話している。
同美術館では、今月2日に亡くなった画家、平山郁夫氏の企画展を開催中(来年3月14日まで)。【稲生陽】
21日午後6時半ごろ、大阪府忠岡町北出1丁目の民家に男が押し入り、一人暮らしで無職の60代女性を脅して数万円を奪い、女性の全身を粘着テープで巻いて逃走したと大阪府警が発表した。府警は強盗事件として、男の行方を追っている。
泉大津署によると、男は40~50歳ぐらいで、身長約160センチ。目出し帽のようなものを着用していた。台所のガラス窓を割って侵入し、女性を羽交い締めにしてタオルのような物で口をふさぎ、「助かりたかったら金を出せ」と脅した。ポーチの中に入っていた現金を奪うと、女性の身動きが出来ないよう粘着テープを巻きつけて寝室の窓から逃走したという。約2時間後、女性が近所の人に助けを求めて発覚した。
現場はJR阪和線の和泉府中駅(大阪府和泉市)から南西約1.8kmの住宅街。
◎串本海中公園 大水槽を掃除
クリスマスを控え、串本町の串本海中公園センターで20日、職員がサンタクロースに扮して大水槽を掃除した=写真。サンタ姿に気づいた子供たちは、手を振ったり、記念写真を撮ったりして楽しんでいた。
大水槽には串本の海に生息する100種以上の熱帯魚やサンゴを展示している。サンタ姿の職員は、ガラスに付着したコケをプラスチックの板でそぎ落としていった。
また、背中に赤と白の模様をもつアカシマシラヒゲエビやオトヒメエビなど、クリスマスにちなんだ紅白の生物を集めた水槽を設置した。森美枝研究員は「エビはサンタが好きなのか、いつも水槽にある人形にひっついていますよ」と話していた。水槽の展示は25日まで。