窓ガラス4枚 千歳富丘中再び被害

千歳富丘中学校(佐々木芳幸校長)1階の窓ガラスが割られているのを、28日朝にクラブ活動で登校した生徒が見つけた。校長が届け出し、千歳署が器物損壊事件として、捜査している。

 被害に遭ったのは1年生の教室。千歳署の調べでは、27日午後7時ごろから28日午前7時ごろまでの間に窓ガラス4枚が割られた。教室内に、石が落ちていたという。

 富丘中は、25~26日にも校舎南西側の窓ガラス6枚が割られた。

放火未遂容疑で組幹部ら逮捕へ、みかじめ料拒否理由か

山口県防府市で2009年、パチンコ店への放火事件があり、福岡、山口両県警は北九州市を拠点とする指定暴力団・工藤会系組幹部ら2人が犯行にかかわったと断定、28日にも現住建造物等放火未遂容疑で逮捕する方針を固めた。

 みかじめ料(用心棒代)の支払いを拒否されたことに対する嫌がらせとみて追及する。

 捜査関係者によると、同会系組幹部藤本一郎(37)(福岡県みやこ町徳永)、土木作業員土谷誠(27)(同県行橋市北泉)の両被告(いずれも別の詐欺事件で起訴済み)。

 2人は09年11月中旬の未明、パチンコ店の出入り口ガラスをゴルフクラブで割り、店内にガソリンのような液体をまいて火をつけ、内壁など数平方メートルを焼いた疑いが持たれている。店の2階は従業員寮だったが、けが人はなかった。

 現場に残されたゴルフクラブの指紋などから2人が浮上したという。

 両県警によると、この店の系列店が09年に北九州市内に開店した際、工藤会側がみかじめ料を要求。店側が拒否したところ、系列の別店舗などに対する嫌がらせが相次いだ。放火事件もその一環とみている。

(2010年6月28日 読売新聞)

珍種のカメムシ四万十市で捕獲

カメムシの仲間の「ベニツチカメムシ」4匹がこのほど四万十市有岡で捕獲された=写真。2002年発行の県レッドデータブック(動物編)では、近い将来に絶滅の危険性が高いとされる絶滅危惧(き・ぐ)1B類に分類されている。

 コンビニ店経営の金沢資郎さん(62)が21日夜、店のガラス製の壁の外側に止まっているのを捕獲した。全長約2センチで、カメムシ特有の悪臭はしなかったという。

 高知昆虫研究会会長で県文化財保護審議会委員の中山紘一さん(66)によると、県内では宿毛市と土佐清水市、梼原町、越知町でしか採集記録がなかった。幼虫は九州以南に分布する落葉樹「ボロボロノキ」の果実の汁を吸って育つ。だが、植物に詳しい黒潮町の田城光子さんによると、県内には自生していないといい、別の木を利用している可能性があるという。

コンビニに女性の軽乗用車突っ込む/福島

22日午前11時45分ごろ、福島市笹谷字塗谷地のコンビニエンスストアに福島市の無職女性(33)が運転する軽乗用車が突っ込んだ。

店舗の入り口付近のガラス2枚を割り店内の本棚を倒すなどしたが、店内の客や店員にけがはなかった。

福島北署の調べでは、車を運転していた女性がハンドル操作を誤って縁石に乗り上げ、店に衝突したとみている。

詳しい原因を調べている。

県警本部によると、4月以降に車が店舗に突っ込んだ事故は少なくとも3件起きている。

連続事務所荒らし:被害47件、計492万円--捜査終結 /福岡

北九州市で相次いだ事務所荒らしで、戸畑署は21日、住所不定、無職、村里憲洋被告(26)=窃盗罪などで起訴=を窃盗容疑などで小倉区検に追送検し一連の捜査を終結したと発表した。被害は08年12月から今年4月にかけて市内全域で計47件、総額約492万円に上るという。

 追送検容疑は、今年3月18日午前1時ごろ、小倉北区内の会社事務所に窓ガラスを割って侵入し、テレビなど10点(時価計約23万5100円相当)を盗むなどしたとしている。「生活費や遊興費に充てるためにやった」と供述しているという。

〔北九州版〕

音色涼しげ ガラス風鈴 富山、展示販売会

県内のガラス作家や富山ガラス工房スタッフ制作の風鈴を集めた企画展「夏の音を聴く」が、富山市古沢の同工房で開かれている。七月十九日まで。

 透明や青を基調にした作品が多く、涼しさを感じさせる百五十点が並ぶ。黒猫やポットの形をした変わったものもある。会場にはチリリと高い音やゆったりとした低音などが鳴り響いていた。価格は三千五百~七千円。

 初夏の風を感じてもらおうと同工房が企画し五回目。立山町から家族三人で訪れた利田小学校四年の若林洋太君(9つ)は「いろいろな形があっておもしろい」と興味深げに眺めていた。 

  (山田晃史)

窃盗:余罪50件以上 男を逮捕起訴 /宮崎

県警捜査1課と都城署は17日までに、鹿児島県曽於市末吉町、無職、野田真一郎容疑者(33)を窃盗、住居侵入容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は5月10日午後9時ごろ、都城市千町、会社員の男性(62)方に窓ガラスを割って侵入し、現金約4万2000円やハンドバッグ、ネックレスなど16点(時価合計約45万円相当)を盗んだとしている。

 同署は野田容疑者の自宅からテレビ、パソコン、電子レンジ、時計など約100点を押収。「一昨年10月ごろから都城市と鹿児島県内で空き巣を繰り返していた」と供述しており、余罪50~60件について認めているという。

 宮崎地検は17日、同容疑者を窃盗、住居侵入罪で起訴した。

【速報】「焼き破り」で窃盗容疑 広島県警、男を逮捕

広島県警捜査3課と廿日市署、広島東署の合同捜査本部は17日、中国籍で住所不詳、無職陳勇容疑者(24)を、住居侵入と窃盗の疑いで逮捕した。

 廿日市署の調べでは、陳容疑者は昨年12月19日、陳賢秋被告(24)=住居侵入と窃盗罪で起訴=ら中国人2人と共謀。廿日市市内の無職男性(70)宅に、窓ガラスをガスバーナーなどで割る「焼き破り」の手口で侵入し、現金約30万円と貴金属や商品券など45点(59万円相当)を盗んだ疑い。否認しているという。

新幹線「上越駅」デザイン4案

上越市の村山秀幸市長はこのほど、「上越市新幹線駅周辺地区まちなみ検討会議」(座長・水野一郎金沢工業大学教授)がまとめた北陸新幹線「上越駅」(仮称)の四つのデザイン案を、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構に示し、駅舎デザインに反映するよう要望した。

 4案は、(1)屋根を半円形のガラスにし自然光を取り入れる(2)高い柱で屋根をつり内部の柱を減らして広々とした空間にする(3)外壁をガラス張りにし桜の絵や文字を焼き付ける(4)3案の特徴を組みあわせる――というもの。屋根に格子状のすき間をつけ、雪を早く溶かす構造も提案している。水野座長は「いずれもほかに例がなく、上越らしさが出るようにした」と話す。

 市によると、同機構はこれを参考に夏以降に3案を示し、市が年内をめどに決める。
(遠藤雄二)

1000個の風鈴、涼しさを演出 昼神温泉郷の旅館

 下伊那郡阿智村昼神温泉郷の旅館「石苔(せきたい)亭いしだ」のロビーなどに約1千個もの江戸風鈴が並び、涼しげな音を響かせている。ずらりと並んだ真っ赤な風鈴を目にした来館者からは「自由に揺れて気持ち良さそうだね」との感想も聞かれる。

 昨年夏、飯田下伊那地方の旅館や商店などが風鈴をつるすイベント「南信州七夕風鈴」を開いたところ好評だった。そこで、この旅館は今年も飾り付けたという。

 ロビーには、天井部分から両側にすそを広げるように十数本のひもが張られ、そこに等間隔でガラス製の風鈴がつるされている。訪れた人たちは玄関先に並んだ風鈴の下を通り抜けながら、「カラカラ」「カラコロ」と鳴る軽快な音を楽しんでいる。用意された短冊に「今の幸せが続きますように」といった願いを書いて風鈴に結び付ける人もいる。

 おかみで社長の石田貴子さん(36)は「さわやかな音色から夏の涼しさを感じ取って」と話している。8月7日まで。見学無料。