ガラス工芸展:ローマ賞展祭で絶賛 出品作品を紹介--富山で29日まで /北陸

3月27日18時0分配信 毎日新聞

 昨年10月にイタリアで開かれた「ローマ賞展祭 北陸の工芸・現代ガラス工芸展」の出品作を紹介する「富山のガラス21」が、富山ガラス工房(富山市古沢)で開かれている。29日まで。入場無料。
 同展はローマ日本文化館で開催。石川県の九谷焼と輪島塗、富山県の高岡銅器や井波彫刻などの伝統工芸と、富山市のガラス造形を一堂に集めた。
 今回は、同展の出品作のうち、同工房の野田雄一館長らガラス工芸展に出品された21人の作品を地元・富山で紹介。準グランプリに選ばれた富山ガラス造形研究所講師の中神牧子さん作「穏やかな一日」は、透明な11枚の透明な皿を組み合わせた作品で、日本的な物語性が高く評価されたという。
 工房スタッフの岸本耕平さんは「富山のガラスが海外に発信されていることを知ってほしい」と話している。問い合わせはいずれも同工房(076・436・2600)。【青山郁子】

ソマリア沖で海賊に日本船襲われる

3月23日13時42分配信 産経新聞

 国土交通省海事局に23日入った連絡によると、アフリカ・ソマリア沖の海域でケニア・モンバサ港に向けて航行していた、日本関係の自動車運搬船が海賊とみられる小型船2隻に銃撃された。船の乗組員にけがなどはなかったという。今年に入り、日本関係の船が海賊に襲われるのは初めて。

 国交省によると、襲撃されたのは22日午後10時ごろ(日本時間)で、操だ室の窓ガラスや天井などに数発被弾したという。自動車運搬船はジグザグ航行するなどして逃げ、小型船の追跡を振り切った。

ダライ・ラマ寄進の仏像、善光寺で公開

3月7日16時27分配信 読売新聞

 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世から長野市の善光寺に贈られた仏像の一般公開が7日、同寺で始まった。

 高さ約21センチの金銅製の釈迦仏。中国とチベットの対立を考慮した善光寺が、北京五輪聖火リレーのスタート地点を辞退したことに感謝を表し、ダライ・ラマが昨年11月に来日した際に贈った。ガラスケースに入った状態で間近に見ることができる。

 横浜市の会社員広沢博行さん(59)は「神々しいですね。家内安全と健康を祈りました」と話していた。公開期限はなく、拝観は無料で毎日午前9時~午後4時。

「マリンタワー」が5月23日に新装オープン-新たな観光交流施設に

2月20日13時36分配信 ヨコハマ経済新聞

 横浜市は2月16日、改装中の山下公園前「マリンタワー」(横浜市中区山下町)を5月23日に、新たな観光交流施設としてリニューアルオープンすることを発表した。

 リニューアルでは、塔体部の外側を光沢を押さえた「シルバー」に、内側を「ブラウンオリーブ」(茶色みがかった緑色)に塗り替え、港の風景が楽しめる展望台の床の一部をガラス張りにする。低層部は、山下公園側を「ガラスカーテンウォール」とし、カフェレストラン、横浜の文化・街の歴史・情報を紹介するスペースや、多目的に使えるホールなどを設ける。

 低層部1階を「街と市民のコミュニケーションゾーン」とし、総合インフォメーション、テラスに面したカジュアルなカフェ&イタリアンレストランのほか、FMヨコハマのサテライトスタジオを設置し、マリンタワー内のイベント情報などを発信する。2階は「観光交流ゾーン」で横浜の歴史を紹介する映像プレゼンテーションや、マリンタワーが見つめてきた街の記憶を写真や絵画で展示。また、ヨコハマ・グッズ「横浜001」を販売するショップを設ける。

 3階は「文化交流ゾーン」とし、市民の活動の発表の場として気軽に利用でき、各種のコンベンション、イベント、ウェディングなど多目的な利用が可能なホール「マリンタワーホール」と、ミニコンサートなどができる「アートホール」を設置する。4階は「食のエンターテイメントゾーン」とし、神奈川近郊の食材を積極的に取り入れた「日本の洋食」を提供するコンチネンタルレストランがオープンする。
 
 マリンタワー展望台の入場料は大人750円、中高生500円、小学生250円、幼児200円。開業時間は10時から22時まで。
 
 マリンタワーは、1961年の開港100周年記念事業として市民からの発意により「横浜らしいモニュメント」を作ろうと建設された。開業以来、横浜のシンボルとして親しまれてきたが、入場者数の減少などを理由に2006年12月に営業を終了。その後、開港150周年記念事業の一環として市が取得し、横浜市と民間の予算をあわせ総事業費約39億円をかけて昨年3月より改修を進めている。