ガラス工芸展:ローマ賞展祭で絶賛 出品作品を紹介--富山で29日まで /北陸

3月27日18時0分配信 毎日新聞

 昨年10月にイタリアで開かれた「ローマ賞展祭 北陸の工芸・現代ガラス工芸展」の出品作を紹介する「富山のガラス21」が、富山ガラス工房(富山市古沢)で開かれている。29日まで。入場無料。
 同展はローマ日本文化館で開催。石川県の九谷焼と輪島塗、富山県の高岡銅器や井波彫刻などの伝統工芸と、富山市のガラス造形を一堂に集めた。
 今回は、同展の出品作のうち、同工房の野田雄一館長らガラス工芸展に出品された21人の作品を地元・富山で紹介。準グランプリに選ばれた富山ガラス造形研究所講師の中神牧子さん作「穏やかな一日」は、透明な11枚の透明な皿を組み合わせた作品で、日本的な物語性が高く評価されたという。
 工房スタッフの岸本耕平さんは「富山のガラスが海外に発信されていることを知ってほしい」と話している。問い合わせはいずれも同工房(076・436・2600)。【青山郁子】

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