ガラス作家・イイノナホさん個展-西麻布のギャラリーで /東京

9月29日11時54分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

 西麻布の「ギャラリーMITATE(みたて)」(港区西麻布3、TEL 03-3479-3842)で現在、ガラス作家・イイノナホさんの個展「花の為に果実の為に」が開かれている。同ギャラリーでは2回目の個展。(六本木経済新聞)

 イイノさんは1967(昭和42)年生まれ。武蔵野美術大学卒業後、東京ガラス工芸研究所の日曜講座で吹きガラスを始め、アメリカのシアトルのガラススクールで本格的に学び、1997年より個展をメーンとした制作活動を開始する。昨年「ガラス工房イイノナホグラスガーデン」を設立し、国内外の個人住宅や店舗、美術館向けにシャンデリアなどを制作している。

 タマゴ型のガラスの中に四葉のクローバーが入ったイイノさんの代表作「クローバー」(ペーパーウエート)は国内の雑貨店をはじめ、パリの老舗セレクトショップ「コレット」でも扱われている。

 同展では、生活の中の「用の美」をテーマに「ボトル」(10,000円~)、「保存瓶」(25,000円~)、「ペーパーウエート」(3,500円~)や花器など約40点を展示・販売する。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。月曜定休。10月4日まで。

<建造物侵入容疑>児童館職員を逮捕 埼玉・朝霞

9月28日15時1分配信 毎日新聞

 埼玉県朝霞市の児童館で8月から9月にかけ、脅迫状が送られたりスプレーで「殺」などと落書きされる事件があり、県警朝霞署は28日、児童館にガソリン入りの缶を置くため無断侵入したとして、同県川越市寺山の同児童館職員、田口純容疑者(23)を建造物侵入の疑いで逮捕した。同署は脅迫状や落書きについても事情を聴く。

 逮捕容疑は、9月2日夜、ガソリンの入った4リットル缶を置くため、朝霞市北原2の児童厚生施設「きたはら児童館」敷地内に無断で侵入したとしている。県警によると、田口容疑者は児童館で事務や子供たちの遊びの指導をしており、「大騒ぎになって児童館が閉鎖されれば、仕事を休めると思った」と供述しているという。

 同児童館では8月下旬以降、利用者の児童らの住所を入力したパソコン2台が盗まれた他、スプレーで窓ガラスに「子」「殺」と落書きされたり、「施設を封鎖しろ、受け入れられなければ子どもを拉致し殺す」とワープロで書いた手紙が届くなどしていた。パソコン1台は28日、田口容疑者の供述に基づき自宅近くの用水路で見つかった。【浅野翔太郎、小泉大士】

CO2を25%抑制するために、どれだけの血を流せますか?

9月28日15時4分配信 ギズモード・ジャパン

このランプは電球の形をしたガラスを割り、そこにあなたの血となにかの錠剤を混ぜることによって発光させる仕組み。詳細の原理は不明ですが、とにかくなにかの化学反応で光っているようです。デザイナーのMike Thompsonさんの作品で、エコだ、CO2排出抑制だといって電球を変えるんなら自分の血を使ってはどうだ、といわんばかり。

これを使ってCO2排出を25%抑制するには、どれだけの血を流せばいいんでしょうね。失血死しちゃいそう。

シャープ、次世代液晶テレビのコア技術を披露

9月17日11時6分配信 +D LifeStyle

 シャープは9月16日、テレビ向け次世代液晶パネルの光配向技術「UV2A」(ユーブイツーエー)を発表した。10月に稼働する堺新工場および亀山第2工場に全面導入する計画で、同技術を採用した“次世代液晶テレビ”が年内に登場する可能性も高い。

 UV2Aは、紫外線(UV)と液晶パネルのVA方式をかけた名称(正式名称はUltraviolet induced multi-domain Vertical Alignment)。紫外線に反応する特殊な高分子薄膜を配向膜に用い、液晶分子の“並び”を紫外線の照射方向によって高精度に制御する。その精度はピコ(1兆分の1)メートル単位だ。

 同社が採用してきたASV技術では、液晶分子の動きを細かく制御するために、画素を区切るリブやスリットといった構造を設けている。しかし、この「リブ・スリット法」は、構造やプロセスが複雑でコスト高。画質面でも「ほかの表示方式に比べて優位ではあるものの、さらなるコントラスト、応答速度の改善に課題がある」(シャープ常務執行役員研究開発本部長の水嶋繁光氏)。

 UV2Aのメリットは、リブやスリットのないシンプルな構造の液晶パネルが製造できること。学会レベルでは30年ほど前から検討されていた、いわば“液晶技術者の夢”が、新しい材料と製造装置、プロセス開発の3つをそろえたことで初めて実現できたという。シンプルな構造の液晶パネルには、生産性の向上のみならず、画質面でも多くのメリットがある。

 まず、余計な構造物(リブなど)がなくなって画素ごとの開口率が「すくなくとも従来比20%以上」アップする。また、同じく構造物に起因するバックライトの光漏れが抑制され、“黒”が締まる。同技術採用の次世代液晶パネルは、スタティックコントラスト(パネルコントラスト)で5000:1と、従来の液晶パネルに比べて1.6倍以上のコントラスト性能を持つという。

 応答速度も従来の倍程度まで速くなる。これは、「従来技術では、すべての液晶分子に一度に配向規制力がかからず、一部の液晶分子から“ドミノ倒し”的に伝播応答していた。しかしUV2Aではすべての液晶分子が均一に応答する」ため。4ミリ秒以下の応答速度により、動画表示性能の向上はもちろん、既存の液晶パネルでは難しいといわれるフルHD/フルフレームの3D液晶テレビにも応用できるという。

 水嶋氏によると、画素構造とプロセスがシンプルな次世代液晶パネルは、今後の大画面化や高精細化にも有利で、4K2Kやスーパーハイビジョンへの対応など、さまざまな応用が検討できるという。「UV2Aにより、シャープのテレビ用液晶パネルは第10世代のステージに入る(堺工場の第10世代マザーガラスにかけた表現)。幸い、堺工場の稼働に間にあった」(水嶋氏)。