風水を学び、自宅をケアすればもっと運はよくすることができる、と語るのは風水建築デザイナーの直居由美里さん。今回はリビングルームについて解説します。
* * *
日本のほとんどの間取りでは、リビングには大きな窓があります。窓は玄関と同じように、外と内が接する重要な開運ポイントです。せっかく外から幸運がはいってきても、窓が曇っていては、恩恵は期待できません。
昇進するはずだったのに、ライバルに先を越されたり、ほんの少しの差で欲しいものが手に入らない人は、窓が汚れていることが多いのです。自分の家にはラッキーなことしか入ってこないようにと念じながら、窓ガラスを磨きましょう。湿度の高い雨の日は、ガラス掃除に最適ですし、窓がきれいになっていくにつれて憂鬱な気分も吹き飛びます。
窓をきれいにしたら、次は網戸とカーテンです。どちらも室内に気を通すフィルターのようなものですから、ホコリが付着していてはすべてが台無しです。カーテンは定期的にクリーニングし、網戸は外して洗うか、ブラシをかけたりクロスでホコリを取るようにしましょう。
カーテンには室内の良好な気を逃がさないという風水的な役割もあります。また、外から家の中が丸見えでは落ち着きませんから、気持ちを安定させる効果もあります。インテリアの中で大きな面積を占め、夜間の団らんでは最も目につくものですから、部屋の調和を考えて選びましょう。
※女性セブン2013年8月15日号