◇クリスマスを控え各地でイベント 「せんとくん」「さがわん」
守山市水保町北川の佐川美術館で23日、クリスマスに合わせた「ゆるキャラパレード」があり、奈良の平城遷都1300年祭公式マスコット「せんとくん」など10体が館内を練り歩いた。この日は入場無料で、多くの家族連れでにぎわった。
パレードは今年で2回目。同美術館は昨年のパレードで公式キャラクター「さがわん3兄弟」を誕生させるなど、若年層向けの企画を打ち出しており、この日は人形作りや、特殊な塗料でガラスに絵を描く子ども向けのイベントも人気を集めた。仮面ライダーを描いた大津市真野の幼稚園児、高松修也くん(5)は「初めて来たけど、絵を描くのが楽しかった」と笑顔。同美術館は「民間の美術館として敷居を低くしたい。子どもたちが大人になって、再び来てくれれば」と話している。
同美術館では、今月2日に亡くなった画家、平山郁夫氏の企画展を開催中(来年3月14日まで)。【稲生陽】