赤磐市桜が丘西、山陽北小は23日、赤磐署の協力を得て不審者の校内侵入を想定した訓練をした。
夏休みで校長が不在、教員も出張で少なく、防犯体制が手薄な時の緊急時の対応を学ぶのが狙い。
不審者役のスクールサポーターがゴム製のナイフを手に教室の窓ガラスをたたいて大声を出したため、教員らがさすまたを手に次々と掛けつけて不審者に対応。押さえつけて警察官に引き渡した。
教員らはこの後、職員室でビデオ「学校の危機管理 大丈夫ですか、あなたの学校は」を見て学習した。吉久正見教頭は「非常事態はいつ起きるか分からない。常に緊張感を持って対応したい」と話していた。