トロッコ列車を指定席化

わたらせ渓谷鉄道(みどり市)は、人気のトロッコ列車について、今年の運行が始まる4月3日から座席を指定席化する。待ち時間を減らして始発の大間々駅周辺をゆっくり散策してもらい、観光振興を図るのが狙いだ。

 トロッコ列車は窓ガラスがない車両で、豊かな自然を肌で感じられるのが魅力。1998年10月から運行を開始し、毎年4月から11月まで運行している。大間々―足尾駅間を1日1往復する。

 同社によると、利用客は良い席を取るために、乗車受け付けの始まる1時間以上前から長蛇の列を作ることもあった。指定席化で、待ち時間を減らし、快適さは増す。

 ただ、予算の都合上、座席申し込みの電算化はできないため、希望の席を取るには、早い者順になるのは変わらない。それでも、利用客の負担は大幅に減る見込みだ。

 同社はこれに合わせて、沿線3市などでつくる同鉄道連絡協議会に依頼して大間々駅周辺の「散策マップ」を完成させる予定だ。近隣の飲食店の紹介やトイレの位置を記載する。

 同社の樺沢豊社長は「待ち時間を有効に活用してもらい、地域振興につながれば」と意気込んでいる。

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