間寛平:車上荒らし被害も窃盗団スピード逮捕

マラソンとヨットで世界一周する「アースマラソン」に挑戦中のお笑いタレント、間寛平(60)が25日(日本時間26日)、東欧のセルビアで車上荒らしの被害に遭った。日本スタートから344日目。伴走の車からノートパソコンやカメラを盗まれた。23、24日には足を痛めて欧州入り後初の連休を取っており、アクシデントが続いている。

 公式ブログによると、現場はセルビア第3の都市ニシュ。25日のゴールは52・2キロ走った地点に設定し、スタッフは先回りして一般駐車場に停車していた。寛平を迎えるため車を離れた10~20分間に被害に遭った。

 スタッフの1人が戻ると車のガラスが割られていた。犬の散歩中に犯行を目撃したという男性によると、犯人は白い車に乗った男3人組。1人が車のエンジンをかけたまま逃走を準備し、もう1人が見張り役、残る1人が拳でガラスを割ったと証言した。

 被害はパソコン1台、ビデオカメラとインターネット接続端子。男性が車のナンバーを覚えていたため警察に通報。約5時間後に容疑者が逮捕された。盗難品は一部が転売されていたが、すべて寛平の元に戻り「セルビアの警察は凄いなあ~。売った先まで調べてくれたんや」と感心している。

 セルビア入国後はアクシデント続き。警護のパトカーのスピードが速くハイペースで走り、連日の山越えでも負担がかかったため足に痛みを訴えた。「2日も休んだら気持ちがダラダラしてしまう。ダラダラせんといこう!」と気合を入れ直した矢先の受難だった。

 昨年12月17日に大阪を出発して今年1月1日、千葉・鴨川から米ロサンゼルスへ旅立ち、米大陸から欧州入り。「売れたいねん。だから目立ちたい~の」。こう意気込んだ大冒険の動機からすれば“おいしい話題”だったかもしれないが、欧州最後の国ブルガリア、さらに中央アジアへと続く佳境を前に、油断大敵を思い知らされた格好だ。(スポニチ)

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