「人はねた認識ない」読谷ひき逃げ 米兵は27歳2等軍曹

読谷村楚辺のひき逃げ事件で、事件当日にYナンバー車を運転していたとして、県警が事情聴取している男性陸軍兵は、米陸軍トリイ通信施設所属の2等軍曹(27)であることが13日判明した。軍曹の弁護人が明らかにした。弁護人によると、軍曹は「起きて車を見たら、壊れていたので修理に持って行った。車に血がついていた」などと話しているという。ひき逃げについては「人をはねた認識はない」などと話しているという。

 米軍人が交通事故を起こした場合、「公務中」と判断されれば第1次裁判権は日米地位協定で米側にあると定められているが、「公務中」ではない場合は、日本側に第1次裁判権はある。

 関係者によると、軍曹は事件当日、フロントガラスの割れたYナンバー車を運転して嘉手納町内の自動車整備工場に持ち込み、修理を依頼していた。

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