10日午前7時35分ごろ、青森市造道3の無職、村林きみゑさん(82)方を訪ねた妹が、台所であおむけになって死亡している村林さんを発見した。村林さんには外傷があり、青森県警は殺人事件とみて青森署に捜査本部を設置、150人態勢で捜査を始めた。
捜査本部によると、村林さんは1人暮らしで、毎日のように妹と電話で話をしていた。9日午前も話したが、10日朝は電話に出なかったという。
近くの住民によると、村林さんは数年前に夫と死別し近所付き合いは少なかったという。約1カ月前、夜間に玄関の窓ガラスが割られ、家に置いてあったカバンを盗まれる被害に遭ったという。
現場はJR青森駅の東約5キロにある国道4号近くの住宅地。【山本佳孝】
毎日新聞 2009年11月10日 11時52分(最終更新 11月10日 12時50分)