マンションのベランダから部屋に侵入して現金などを盗んだとして、大阪府警捜査3課と東署は12日、窃盗と住居侵入の疑いで大阪市中央区島之内、電気設備工・井原俊行容疑者(30)(起訴)を逮捕したと発表した。
「5年前から大阪市内のマンションで350件以上の空き巣を繰り返した」と供述。府警は自宅などから高級ブランドバッグや腕時計など約280点を押収しており、余罪を追及する。
発表によると、井原容疑者は6月8日午後7時頃、同市中央区博労町のマンション14階の会社員女性(35)宅に侵入して30万円やブランドバッグなど9点(57万円相当)を盗んだ疑い。
井原容疑者は容疑を認め、「マンション上層階の住人には金持ちが多く、ベランダのガラス戸も無施錠ばかりで入りやすかった」とも供述している。
(2010年7月13日12時37分 読売新聞)