みなかみ町須川の観光施設「たくみの里」内の約9キロを周遊するバスが1日、本格的に走り始めた。町観光協会は「乗り降り自由なのでゆっくりと里内を散策してほしい」とPRしている。
たくみの里は、のどかな田園風景が広がり、収穫を迎えた「さくらんぼ」などの果樹園や陶芸、ガラス細工が体験出来る工房が点在している。
周遊バスは、飲食店経営者、町議ら約15人が交代で乗り、里内のガイドを務める。総合案内所「豊楽館」が発着場所。午前9時半から約30分間隔で1日、11本運行される。
昨年秋に試行され、好評だったため、今年は10月末までの4カ月間、本格的に運行することになった。
1日の出発式には、国土交通省が選定した「観光カリスマ」の河合進さん(68)が乗車した。「バスで出会う人との触れ合いを楽しんで」と話している。
運賃は大人500円、子ども300円。問い合わせは新治農村公園公社(0278・64・2211)へ。