窓ガラス損壊受け防犯や巡視強化確認 東根の13小中校長会

東根市の東根一中と東根小で、相次いで窓ガラスが割られた器物損壊事件を受け、東根市教育委員会は26日、市役所で臨時校長会を開いた。市内13小中学校の各校長が出席し、防犯や巡視態勢の強化を確認した。

 小関正男教育長が「連携しながら再発防止に努めていこう」とあいさつ。全小中学校共通の対応として▽校内や敷地内の巡視の徹底▽校舎や体育館の一部照明と外灯の夜間の常時点灯▽敷地内の出入り口にチェーンやロープを設置する▽子どもや保護者に対する文書配布▽近隣住民への情報提供の依頼-を確認した。矢作隆教育次長は「被害がこれ以上拡大しないよう危機意識を持って取り組んでほしい」と訴えた。

 東根一中では昨年12月から今月24日まで、計4回合わせて67枚の窓ガラスが割られているのが見つかった。東根小では25日に体育館の窓ガラス2枚の被害が確認された。

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