12月20日8時4分配信 産経新聞
駅の図書館として通勤、通学客に人気の高いJR・南海橋本駅(和歌山県橋本市古佐田)の「ゆかいな図書館」で19日、橋本高校の生徒会や地域の世話人たちが掃除を行った。同図書館は平成10年、待合室を改修して開館。常時3000冊が並べられ、自由に閲覧、持ち帰ることができるシステムで、蔵書は全国各地からの寄贈に頼っている。
生徒会のメンバーらは壁のペンキを塗り替えたり、ガラスを磨いたり、モップで床をきれいにしたりと、1年間の汚れを落とした。三井康弘生徒会長(17)は「生徒も利用させてもらっており、『私たちの図書館』の思いが強い。感謝の気持ちでお手伝いさせてもらった」と話していた。