大幅続伸=米株底割れ懸念後退〔東京株式〕(20日)

10月20日10時1分配信 時事通信

 【第1部】米国株の底割れ懸念がいったん和らぎ、全面高の展開。日経平均株価は前営業日比311円77銭高の9005円59銭、東証株価指数(TOPIX)は同33.08ポイント高の927.37と、ともに大幅続伸。
 東証1部銘柄の82%が上昇し、下落は14%だった。出来高は22億1642万株、売買代金は1兆8887億円。
 業種別株価指数は33業種すべてが上昇。特にゴム製品、不動産業、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品、卸売業、ガラス・土石製品の上げが目立った。
 個別銘柄ではブリヂストンが急伸し、菱地所、三井不が値を上げた。三菱倉が買われ、新日石は堅調。三菱商、三井物が締まり、旭硝子はしっかり。トヨタ、ホンダが値を上げ、ソニー、パナソニックは堅調。新日鉄が底堅く、JFEは上伸。三菱UFJが上げ、みずほFG、三井住友は切り返した。半面、日立が甘く、コマツは弱含み。エルピーダはストップ安。野村が小安く、ソフトバンク、KDDIは軟調。
 【第2部】続伸。オリコが高く、中央電工も堅調。MKIはストップ高。半面、イノテックが軟調。出来高2727万株。
 【外国株】まちまち。出来高17万2200株。(続)

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