ガラスのアーケード整備へ/丸亀町商店街

高松丸亀町商店街振興組合(古川康造理事長)は15日、同商店街北端のA街区(丸亀町壱番街)と、今年複合ビルや再開発ビルが順次完成するB、C街区に、ガラスのアーケードを整備すると発表した。上層階のテナントが屋根で隠されることを防ぐため、既設アーケードの2倍に相当する約17メートルの高さに設置。同振興組合では「来街者に開放的な雰囲気を感じてもらいたい」としている。

 同日、香川県高松市内で開かれた市中心市街地活性化協議会で報告した。

 同振興組合によると、アーケードはA~C街区をつなぐ長さ約160メートル。高さはビルの4階部分に相当する約17メートルで、ビルに架けたり鉄骨の支柱で支える。

 屋根は常時開放式で、排煙装置などをつけずに軽量化を図った。複数のガラス屋根を階層的に組み合わせることで、雨の浸入を防ぐことができるとしている。

 今後は国の補助金申請手続きを経て、5月ごろに着工。11月の完成を予定している。事業費は約6億1千万円。

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