愛教大生「明かり」制作

刈谷市にある愛知教育大学の学生らが「明かり」をテーマに制作した作品を展示する「光藝(こうげい)展」が25日、同市南桜町、アピタ刈谷店前の「アクアモール刈谷交流ひろば」で始まった。同大光芸研究室の樋口一成准教授と3年生6人が制作した作品17点を展示した。作品は和紙や海岸で集めたガラスの破片などで明かりの温かさを表現している。

 麻布とペットボトルなどであんどん風の作品を制作した近藤安由美さん(21)(津島市)は「身の回りの材料でぬくもりを表現した。教員志望なので、地域の人との交流を大切にしたい」と笑顔で話した。

 同ひろばは、木造2階建ての空き店舗を活用して、地域との交流を進める同大と刈谷駅前商店街振興組合などが、商店街活性化の拠点にしようと改修を行っている。展示は1階部分約60平方メートルが完成したのを記念して行われた。全体が完成するのは4月初めの予定。同大が地域交流を進めるための足場とするほか、福祉施設で作られたものを販売する店舗が入ることになっている。

 展示は31日まで。入場無料。

(2010年1月26日 読売新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA