横浜マリンタワー:新装再開業 2年半ぶり、130人行列 /神奈川

5月24日12時2分配信 毎日新聞

 ◇「開放感出た」「スリルあった」
 横浜港のシンボルとして親しまれ、開港150周年を記念して全面改修された「横浜マリンタワー」(横浜市中区、高さ106メートル)が23日、装いを新たに再開業した。営業不振により06年12月に閉鎖され、開放されるのは約2年半ぶりとあって、多くの市民や観光客が見学に訪れた。【木村健二】
 正面玄関では、午前10時のオープンを待ちわびた約130人が行列を作った。一番乗りは、23日午前0時半から並び始めた神戸市の会社員、二神敦さん(36)。新し物好きで、93年に横浜ランドマークタワーが開業した際は2番目に並んだといい、「みなとみらいをマリンタワーから眺めてみたかった。晴れたのでうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
 展望台(高さ91メートル)は窓枠が少なく、みなとみらい地区や横浜ベイブリッジを一望できる。親子で訪れた横浜市中区の主婦、石橋節子さん(29)は「小学校の社会見学で来た時は薄暗いイメージだったが、開放感が出た」と感心していた。床の一部はガラス張りで、足元から山下公園周辺を見下ろせる。石橋さんの長女杏海さん(9)は恐る恐る足を乗せ、「スリルがあった」と興奮気味に話した。
 改修に伴い、塔の色は赤と白からシルバーに一新された。1階の吹き抜けホールには、画家の山下清(1922~71)による港の壁画が最初の開業時(61年)のまま残され、タワーが灯台としても使われた当時のライトも展示されている。
 タワーは同市が所有し、民間企業4社が共同運営する。年間来館者数の目標は40万人。展望台の営業時間は午前10時~午後10時(最終受け付け)で、入場料は大人750円。

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