ギネスに挑戦! 映画を何時間連続で観続けることができる!?

10月14日9時45分配信 ギズモード・ジャパン

自分なら、何時間ぐらいまで行けるかなぁ。

先週10月2日、ニューヨークのタイムズスクエアにガラス張りの部屋が設置されました。何のためかというと? 才能あふれる8人が映画連続視聴時間のギネスレコードを塗り替えるべく、不眠不休の戦いをくりひろげるためです。これは、アメリカのオンラインDVDレンタルサービスの大手Netflixが開催した大会だそうです。ちなみに、現在のギネス記録は120時間23分とのことですが、記録更新なるのでしょうか?

ルールはシンプルで、プラズマTVのスクリーンから目を離さなければ、何を食べても、飲んでも、立っても、ストレッチしてもOKなのです。また、映画が1本終わる毎に10分間のお休み時間をもらえるそうです。うっかり寝過しちゃわないように注意しなきゃですね。

そして、参加者の人達は全員お揃いの赤いジャケットを着ていますが、決して協力しあうリレー競技のような団体戦ではなく、お互いがつぶし合う個人戦です。

それでは、このガラス張りの部屋の中で戦う参加者たちについて少しご説明したいと思います。

現在トップに君臨しているAshish Sharmaさんは、「インドが記録を保持する!」と息巻いているようです。Sharmaさんが記録を破るまで3回もチャンピオンに輝いた実績のあるドイツのClaudia Wavraさんから、6月にタイトルを奪ったばかりなので、ちょっと自信過剰ぎみになっているのかもしれません。

今回の大会には、Claudiaさん以外にも強敵が沢山参戦しています。その1人がSuresh Joachimさん。彼は32個ものギネス記録保持者なんです。たとえば、テレビ鑑賞、ダンス、アイロンがけ、DJし続けるなどなど、ひとつのことを長時間こなすのが相当得意な人のようです。

そのほかの競争者には、2003年にも映画連続視聴に参戦したCheryl Jonesさん、百万長者になりたがっていたJeff Jonesさん、そして、映画を愛する大食いチャンピオンのCrazy Legs Contiさんです。

私は、純粋に戦いの行方を楽しみにしている一方で、映画のチョイスが気になりました。1本目の『アイアンマン』や『ゴーストバスターズ』は良いとして、中盤で登場した『イングリッシュペーシェント』! これは、完璧に全員を眠りに誘うトラップとしか思えません。苦労を乗り越えてこそ優勝の意味があるということで、眠い時にキツそうなロマンチック系の映画を混ぜているのか? 単純に幅広いジャンルの映画をピックアップしているのか? 映画の選考にルールがあるのか? あるなら、どんなルールなのか? 気になりませんか?

ちなみに結果ですが、Ashish Sharmaさん残念!! でした。優勝者はSuresh JoachimさんとClaudia Wavraさんの2人。SureshさんClaudiaさんは合計57本の映画を観賞し、時間に換算すると123時間。気になる最後の映画は『テルマとルイーズ』だったそうです。

参照サイト : http://gothamist.com/2008/10/02/movie_watching_marathon.php [Gothamist]
参照サイト : http://netflix.mediaroom.com/index.php?s=43&item=281 [Netflix]

Wilson Rothman(junjun )

“教材”は往年の名車 東北大工学部に展示施設

10月10日6時12分配信 河北新報

 自動車大量生産の幕開けを告げた米国のT型フォードや最新のF1エンジンを展示する「自動車の過去・未来館」が11月1日、仙台市青葉区の東北大工学部内に開設される。創立100周年記念の一環として同大大学院工学研究科が設置した。

 展示されるのはT型フォード(1926年製)と、T型の後継モデルのA型(1931年製)各1台、トヨタ開発のF1用エンジン1基。T型は約1500万台生産された大衆車の先駆けで、人々のライフスタイルなど他方面に影響を与えた。A型は洗練された外観が特徴。2台とも、アンティーク収集家で東北大と共同研究の実績があるバーコードリーダー製造、オプトエレクトロニクス(埼玉県)の俵政美社長が寄贈した。

 F1エンジンはV型10気筒で、排気量2998cc、最高出力900馬力。トヨタから贈られた。

 建物は、約80平方メートルの平屋で円筒形のガラス張り。説明文や大型の動画ディスプレーも設置する。一般にも開放し、入場無料、無休。開館時間は未定。

 1日は工学部機械系第一講義室で午後1時から開所式が行われる。トヨタの高橋敬三モータースポーツ部長が「トヨタ F1への挑戦」、俵社長が「アンティークの世界」と題し講演する。参加無料。A型フォードの走行もある。

 開設に当たった厨川常元・教授(ナノ加工学)は「特に日本のものづくりを担う小中学生や高校生に講演を聞いてもらい、車に触れてほしい」と話している。
 連絡先は工学部機械系広報推進室022(795)4043。