「オーガニックカフェ」が渋谷に移転-原宿時代のテラス席も併設

11月4日13時37分配信 シブヤ経済新聞

 渋谷駅新南口近くに10月27日、オーガニックカフェ「YAFFA ORGANIC CAFE(ヤッファ オーガニック カフェ)」(渋谷区渋谷3、TEL 03-6427-9988)が移転リニューアルオープンした。

 同店は、2000年3月に六本木にオープン後、2005年1月に原宿に移転。今年1月から立ち退きで原宿での営業を一時停止していたが、渋谷で移転先が見つかったため、場所を新たに営業を再開した。場所は、渋谷川近くの「東急ステイ渋谷新南口別館」1階の路面。

 新店は、六本木や原宿で営業していたころのいすやテーブル、照明などを継続して使用し、以前の店舗と同じ雰囲気を醸しだす。全面ガラス張りのファサード前には原宿時代と同様、ウッドデッキの開放的なテラスを設けた。オーナーの楠田康晴さんは「ヤッファ オーガニック カフェといえばテラスがあるイメージ。新店でもこのイメージを持ってもらいたい。テラス席のない店は考えられなかった」とこだわりをみせる。店舗面積は約15坪で、席数はテラス16席を含め計40席。

 ランチメニューは、サラダやパンなどがセットになった「オーガニックパスタランチ」(1,100円)や、玄米と有機野菜使った「有機玄米ランチ」(1,100円)など4種類を提供。ディナーでは、有機豆乳をだしに使った「有機豆乳と有機野菜の湯豆腐」(1,500円、2人前)、有機飼料で育てた豚の「酵素ポーク」を使用した「酵素ポークのグリル」(1,650円)の肉料理なども用意する。「野菜をなるべく多く使った料理を用意し、『オーガニック』をより前面に打ち出したメニューを増やしたい」と楠田さん。

 ソフトドリンクでは、「豆乳のアイスクリーム」(530円)などのスイーツや、有機栽培されたコーヒー豆を使用した「エスプレッソ」(400円~)や「有機オレンジジュース」(630円)などを用意。アルコールは、海外のオーガニックビール「アメリカ」(740円)、「ドイツ」(800円)などのほか、有機農法で生産されたオーガニックワイン(700円~、グラス)も提供する。客単価は、ランチ=1,100円、ディナー=3,000円~3,500円。

 ターゲットは、周辺で働く25~35歳の女性がメーン。原宿と渋谷の違いについて、楠田さんは「原宿では、周辺に接客業や小売業の客が多く休憩時間がまばらだったためピークは特になかったが、渋谷では12時台と13時台が1日の明らかなピーク。8割は女性で、オフィス街であることを感じている。原宿と渋谷では正反対といっていいほど人の流れが違うことに驚いている」と話す。

 営業時間は11時30分~24時。

天窓踏み破り転落 女子中学生が重傷

11月2日8時2分配信 産経新聞

 1日午後1時20分ごろ、兵庫県西脇市の西脇総合市民センターで、屋上で遊んでいた中学1年の女子生徒(13)が、明かり取り用の天窓を踏み破って約12メートル下のタイル張りの床に転落した。生徒は顔や腰、手の骨を折る重傷を負った。

 西脇署の調べなどでは、窓は約40枚あり、縦約170センチ、横約90センチ、厚さ約5センチの強化ガラス製。生徒は部活動からの帰宅中で、屋上で友人とかばんを投げ合って遊んでいた。かばんから飛び出たタオルが天窓の近くに落ち、タオルを拾おうとしたところ、誤って転落したとみられるという。

 天窓をめぐっては、東京都杉並区の小学校で今年6月、校舎の屋上で遊んでいた児童が天窓を突き破って転落死した。事故を受け、同センターは6カ所の天窓に防止用の鉄製のさくを設置していたが、女子生徒が転落した天窓は設置されていなかったという。

秋の東京はデザインが満開!

11月2日18時10分配信 レスポンス

◆グレードアップした東京デザイナーズウィーク

いよいよスタートした「Tokyo Designers Week(東京デザイナーズウィーク)2008」(NPO法人デザインアソシエーション主催)。デザイン関係のあらゆるジャンルが一堂に会するイベントがはじまって早や23回目。

当初は数えるほどの出展だったイベントも、回数を重ねるごとに世界中のデザイントレンドが集うまでにグレードアップ。メイン会場となる神宮外苑を中心に、周辺の青山や原宿、六本木といったTOKYOのデザイントレンドエリアの各所で開催されているので、是非とも出かけてみたい。

東京デザイナーズウィークと同時に、多様なデザインイベントが開催される。主なイベントとしてTokyo Midtown DESIGN TOUCH(東京ミッドタウンデザインタッチ)、DESIGNTIDE TOKYO(デザインタイドトーキョー)などがあげられる。以下、会期は特記のない限り10月30日から文化の日の11月3日までの5日間。

◆100%Design Tokyo と iQ

東京デザイナーズウィークの中心になるのがトレードショーの機能も持つ「100%Design Tokyo」。ロンドンで始まったデザインイベントの東京版で、回数を追うごとに国内のみならず自社やデザイナーの商品、アイデアを認知してもらおうと海外、とくにアジアからの出展が増えつつある。

その他、ヨーロッパのスコットランドやオランダはじめ、韓国、カナダ政府機関などによる支援を受けた出展、デザイン学部をもつ大学やデザイン専門学校の作品展示など、未来のデザイナー達の作品も意欲的だ。

神宮外苑会場の目玉は、絵画館前広場の特設会場に展示されたトヨタ『iQ』。ファッションブランド「SOMARTA」とコラボレーションした、インスタレーション「iQ×SOMARTA – MICROCOSMOS -」が東京デザイナーズウィークと同時開催される。本来は皇族関係の絵画が展示される場所で、はじめてクルマとファッションの展示となり、必見の価値あり。デザインタイドのエクステンション(関連)イベントでもある。入場無料。

◆東京ミッドタウンでデザインの潮流に触れる

青山地区とともに重要拠点になるのが、六本木の複合商業施設の東京ミッドタウン。ここでは「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2008」が開催される。興味深いのが有名建築家やデザイナーがデザインした「ジャパンデザイン」の家具類が11月2日と3日にオークションされる。

今年で4年目を迎えた「デザインタイド」は、東京という場所だからこそ集うデザインを発表し、トレードするためのエキシビション。国内外のデザイナーや建築家による家具やプロダクトが展示される。

国内デザインの発信センターとして知られるミッドタウンタワー5階にあるデザインハブでは、企画展の「グッドデザインエキシビション2008」が開催されている。12月7日まで。08年度のグッドデザイン賞のテーマである「近未来の生活者の視点」を受けて、最新の受賞作品や過去のベスト作品などを展示し、見学者はグッドデザイン受賞製品の変遷に触れることができる。

さらにタワー4階のカンファレンスエリアでは、デザイン関係のセミナーやトークショーが、開催されている。

同じく東京ミッドタウン内にある21-21デザインサイトでは、デザイナーの吉岡徳仁氏がディレクションし、9名の作家が出展した「セカンドネイチャー」展が開催。真っ白な展示会場に、氷はじめプラスチックやガラス、ポリエステルなどを素材にしたアートが展示。メーキングの映像もあるので、その過程や材料の変化など、新たな発見となる。2009年1月18日まで。

◆イベント会場は広範囲に展開

東京デザイナーズウィークでは原宿にある表参道ヒルズでも、国内外のデザイナーによる作品展示などが行われている。さらに拡がって渋谷、恵比寿、目黒、そして銀座や丸の内、日本橋に至るまで、広範囲にデザインイベントが開催されている。

個別の会場はデザインに力を入れているメーカーのショールームやショップ、イベントホールなど、実に多彩だ。無料で配布されてるインフォーメーション冊子から、自分の関心のある会場や行きたいエリアを検討しよう。様々なデザインシーンに触れるとともに、行ったことや歩いた経験がないエリアにもアクセスできるので、新たな発見の機会になるであろう。

《レスポンス 浜田拓郎》

足元が透明「シースルーキャビン」 大阪の観覧車にお目見え

11月1日21時21分配信 産経新聞

 足元が透明で空中散歩の気分を味わえる特製の客席「シースルーキャビン」が1日、大阪市港区の天保山大観覧車に登場。訪れた人たちは空中に座っているかのような感覚で、はるか下を見下ろす景色を楽しんだ。同観覧車は頂上の高さが地上約112メートルと世界最大級で、地上高100メートル以上の観覧車へのシースルーキャビン設置は関西初。

 シースルーキャビンは、床と座席部分が透明の強化ガラスなどで作製されている。同観覧車の搭乗者数が10月に延べ1000万人になったのを記念して、60基あるキャビンのうち2基をシースルーに置き換えた。

 デートで訪れシースルーキャビンに乗った石川愛子さん(25)は「景色がすごくきれいだったけれど、下に落ちそうな感じがしてちょっと怖い」と話していた

[新製品]【レビュー】再定義された新MacBookのデザインを改めてチェック!

11月2日1時31分配信 RBB TODAY

 10月15日に発売されたアップルの新「MacBook」。筺体に1枚アルミを使用し、高いグラフィック性能を搭載する新モデルは、発売日から大きな話題になっている。今回は同製品の実機が手に入ったので、新しいMacBookを体感してみた。

●アルミニウム板から削り出されたユニボディ

 まずは外観だが、同社が「デザインを再定義した」というだけあり、その印象は大きく様変わりしている。ボディの素材にアルミニウムを採用したことにより、ひと目見ただけで従来のポリカーボネート製モデルとの違いがわかる。1枚のアルミ板から削り出されている「ユニボディ」はつなぎ目のない滑らかなデザインが特徴で、すっきりとしたキーボード周りのデザインになる。ディスプレイ部分は、ベゼルとの段差をなくしフラットでスマートなデザイン。さらに、LEDバックライト搭載によりかなり薄くなっている。また、ベゼルとキーボードのカラーがブラックで、アルミとのツートンカラーになった点も、見た目の印象に変化を与えている。

 筺体の薄さを考えると強度の点で不安に思えるが、実際に触ってみるとアルミボディの頑丈さは十分に感じた。天板が凹むようなことは当然なく、歪むような感触もまったくなかったので、通常の持ち運びにはまったく問題ないだろう。

 ただ、ひとつ気になったのはアルミボディにつく指紋などの汚れ。外装のアルミがスマートで美しいだけに、汚れが目についてしまった。きれいに使いたいユーザーは、フェルトなどのクリーニングクロスや、キズなどをガードできるケースが欲しいところだ。

●ガラス製マルチタッチトラックパッド

 もうひとつの大きなデザイン的変更点はマルチタッチトラックパッド。クリックボタンがなくなり面積が約40%広くなるなど、こちらもひと目で違いが分かる。その代わり、トラックパッド全体が1つのボタンになっており、どこでもクリックできるという仕組み。もちろん、従来通りタップによる操作も可能だ。また、エッチング加工されたガラスを採用し、キズや摩耗に強いという。使用感としては、手触りもよく、指のすべりも滑らかに感じた。

 また、機能面では、新たに4本の指でのスワイプジェスチャーを追加。今までは2本指での右クリックやスクロールバー操作、3本の指の移動で前後ページへ戻るスワイプ操作があったが、今回4本指を使うことでアプリケーションの切り替えなどの操作が行えるようになり、さらにバリエーションが豊富になった。

 これらの操作は慣れるまで使いづらいところもあるが、一度慣れてしまえばかなり便利。以前からマルチタッチ・ジェスチャー操作を使っているユーザーにはうれしい追加だろう。実際、カーソルを動かす手間などがかなり減るので、スピーディな操作を求めるユーザーはぜひ習得したいところだ。

 ちなみに、トラックパッド全体を1つのボタンとしながらも、従来のクリックボタンが存在したときに近い感覚でも操作できる。どういうことかというと、例えばトラックパッドの左下を左手の親指でクリックし、そのまま中央部分を右手の人差し指でスライドすると、ファイルのドラッグや範囲選択などができるという具合。タッチパッドの触れる場所を認識する領域が手前と奥に存在し、これにより操作を制御しているようだ。だから、奥のスペースでカーソルを動かし、指が触れた状態で手前をクリックすると、2本の指で触れているにもかかわらず右クリックにはならずノーマルクリックになる。マルチタッチトラックパッドの操作に戸惑う人もいるだろうが、とりあえず今まで通りの感覚で使っても支障はなさそうだ。

●HDDやメモリの交換は簡単!

 そのほかのデザインで気になったのは、HDDやバッテリを収納する底面のカバーをユーザー自身が簡単に開けられる点。カバーは底面に埋め込まれたレバーを引き上げるとロックが外れ、浮き上がる仕組みで、ほとんど力を入れなくても外れる。また、底面カバーの裏側にはHDDとメモリ、バッテリの交換手順の図解が印刷されている。

●デザインだけでなく、性能や価格も圧倒的!

 性能面では、グラフィックカードにNVIDIAのGeForce 9400Mを搭載し処理性能を強化。同社によれば、処理性能は旧MacBook Proと同等という。価格を比較すると、新MacBookの148,800円は旧MacBook Pro の248,800円より100,000円も安い。性能をそのままに価格を100,000円下げたことに、同社は「コストパフォーマンスは圧倒的だと考えている」との自信を見せた。もちろん、より高スペックを望むユーザーは、GeForce 9600M GTとGeForce 9400Mの両方を搭載しグラフィックカードの切り替えが可能な15.4型MacBook Proを選ぶという選択肢もある。

 高いデザイン性と性能を持つ新MacBookは、操作性の良さなど使ってわかる魅力も多くある。コストパフォーマンス以外の部分でも目の離せない製品といえるだろう。

●13.3型MacBook

・ディスプレイ:13.3型LEDバックライト搭載液晶(解像度1,280×800ピクセル)
・CPU:Intel Core 2 Duo(2.0GHz)
・メモリ:2GB(1066 MHz DDR3 SDRAM)
・グラフィックス:GeForce 9400M統合型
・HDD:160GB(SATA/5,400rpm)
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(2層書き込み対応)
・インターフェース:ビデオ出力用Mini DisplayPort(アダプタ別売)、USB2.0×2、オーディオ入/出力×各1(光デジタルおよびアナログ両対応)、Ethernetなど
・無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n ドラフト2.0準拠
・機能:iSightビデオカメラ内蔵、Bluetooth 2.1+EDR対応
・本体サイズ:幅32.5×高さ2.41×奥行き22.7cm
・重さ:2.04kg
・同社直販サイト価格:148,800円