フロア・シャンデリア完成間近 富山駅 光の出迎え

中日新聞 2015年1月29日

 北陸新幹線開業に向け、JR富山駅の新幹線改札口正面の南北自由通路で、床面に埋め込む富山の工芸ガラスの輝きを照明で照らして演出する「フロア・シャンデリア」の工事が進んでいる。二月初めには、天井に設置する発光ダイオード(LED)による照明パターンのプログラムを作成するという。

 事業は、新幹線で訪れる観光客に「ガラスの街・富山」をPRしようと市が進めている。富山駅南口正面から駅構内に入ったすぐの床に、十五センチ四方、厚さ三センチのガラスブロック八百十七枚を敷き詰める。天井から複数色のLED照明を当てて、シャンデリアのようにガラスが輝く華やかな雰囲気をつくりだす。

 ブロックは、富山ガラス工芸センターが独自に開発した。表面に滑り止めの強化ガラスを組み合わせたほか、光が乱反射するよう凹凸のあるガラスにめっき加工を施している。表面のガラスの透明度や凹凸具合の違いも加えているという。

 工事は二十六日から始まり、二十八日も作業員らが一つ一つ丁寧に敷き詰めていた。今月末までに完成する予定。事業費は約四千万円。 (伊勢村優樹)

新幹線駅周辺の整備状況を視察

富山市議会特別委

 公共交通の整備促進に関する調査研究を進める富山市議会の「まちづくりと公共交通対策特別委員会」(高田重信委員長)のメンバーが二十八日、北陸新幹線富山駅周辺の整備状況を初視察し、進捗(しんちょく)状況などを確認した。

 委員十人は担当者から説明を受けながら、新幹線ホームや待合室、四月二十日ごろ供用開始とされる在来線上りホームの高架化工事の状況を見て回った。待合室では、JRの職員から「四十六席の椅子を用意し、開業に間に合うようWi-Fi(無料公衆無線LANサービス)も整備する」と説明を受けた。

 駅高架下の床や壁を富山のガラス工芸で装飾する事業も視察。高田委員長は、路面電車の軌道部分の西側壁面上部に設置されたアートガラスパネルを見て、「このパネルと路面電車が重なった情景が楽しみ。富山の特色が詰まったほかにはない駅をぜひ多くの人たちに見てほしい」と話した。 (伊勢村優樹)

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