フンメル像 会いに来て 大阪市役所展示始まる

大阪市が友好都市提携を結ぶドイツ・ハンブルク市から提携20周年を記念して贈られた「フンメル像」が、市役所1階東側玄関で展示されている。水色とれんが模様でデザインされ、両手にバケツを持った飲み水売りの像で、展示は来年3月末までの予定。

ハンブルク市で「フンメル」の愛称で親しまれた19世紀の飲み水売り、ヨハン・ヴィルヘルム・ベンツが像のモチーフで、同市のさまざまな公共スペースで目にできるシンボル的存在という。高さ約2メートルのファイバーガラス製で、像の襟の部分には両市の市章がデザインされている。

 両市は1989年5月に友好都市提携を結んでおり、今年10月に提携20周年を記念して大阪市の代表団がハンブルク市を訪問した際に贈られた。土台を含めて重さ約240キロと大きかったため海路で運ばれ、24日から展示されている。

 大阪市からは、同市平野区から出土した埴輪(はにわ)から復元した古代船「なみはや」のレプリカが贈られている。

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