洋と和の光コラボ 木祖でランプとガラスの作品展

木祖村の木曽川源流ふれあい館で、ヒョウタンで作ったランプとステンドグラスの作品展「洋と和の灯(あか)り展」が開かれている。和紙とガラスを通したやさしい光が、来場者の目を楽しませている。26日まで。 

 クリスマスの時期に明かりを楽しんでもらおうと、木曽にゆかりのある2人の作品45点を展示した。

 ヒョウタンのランプは、木祖村薮原出身で塩尻市在住の岩原正行さん(68)が製作。趣味で20年近くヒョウタンを栽培しているという岩原さんが、変わった形を生かし、10年前からランプ作りを始めた。乾燥させ、中身をくりぬいたヒョウタンやユウガオに和紙を張り、柔らかな光を表現する。

 ステンドグラスは北海道出身で木曽町にIターンした自営業の吉永順子さん(65)の作品。ガラスを鉄の枠で囲み、はんだ付けをして固定する。趣味で始めたが、木曽郡内のサークルなどで講師を務めるまでになった。

 岩原さんは「見に来た人に、実際に作ってみてほしい」、吉永さんは「一枚一枚のガラスの形が見どころ」と話している。開館は午前10時から午後4時まで。無料。

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