1月22日18時2分配信 毎日新聞
2010年春オープン予定の「徳島阿波おどり空港」(愛称)新旅客ターミナルビルの起工式と安全祈願祭が21日、松茂町豊久の建設予定地であった。
滑走路を現在より500メートル長い2500メートルに伸ばす拡張事業に合わせて建設される新ターミナルビルは、今のビルより東へ約2キロ移動する。鉄骨鉄筋コンクリート3階建てで、関連施設を合わせた延べ床面積は9292平方メートル。1階にチェックインカウンターや手荷物受け渡し場、2階は空港会社事務所、3階には出発ロビーや飲食店などが整備される。
前後ガラス張り、中央部分は吹き抜け構造で1階と3階をつなぐエスカレーターを設けた。段差のない床やスロープを用いたバリアフリーも推進している。総事業費は約30億円。【向畑泰司】